引きこもりは、誰のせいなのか?

スピリチュアル

 

10年間、引きこもっている子どもがいる。
そんな相談がありました。

引きこもりの原因は、
親の無関心にある。

母親は、自己犠牲の覚悟を持って
子どもと向き合いなさい。

引きこもっていてもいい。
でも、怠けさせてはいけない。

この言葉には、
大きく分かれる反応がありました。

「ただ、寄り添ってほしかった」

ひきこもりを経験した人からは、
こんな声がたくさんありました。

「私はただ、親に寄り添ってほしかった」

「心配するより、
世間体を気にしているように見えた」

「親への期待を手放すまで、
ずっと自分を責めていた」

子どもは、親が本気で
自分を見てくれているかどうかを、
ちゃんと感じ取っています。

その痛みは、本物です。

「母親だけのせいにしないで」

一方で、親の立場からは、
こんな声もありました。

「必死に向き合ってきた。
それでも、うまくいかなかった」

「病気や発達障害、いじめが
きっかけだったのに」

「なぜ母親ばかりが責められるの?」
「父親は?」

その通りだと思います。

引きこもりの理由は、一つではありません。
いじめ、心の病気、生まれ持った特性、
学校や社会との相性。

愛情を注いできた家庭でも、
起きることがあります。

そして、子育ては
母親一人でするものではありません。

誰か一人のせいにしなくていいんです。

親を責めても、
子どもを責めても、
状況はなかなか変わりません。

大切なのは、
「誰のせいか」を探すことより、
「これからどうするか」を考えること。

無理に引っ張り出すことでも、
見て見ぬふりをすることでもなく。

「あなたを見捨てていない」
と、伝え続けること。

すぐに返事がなくても、
その言葉は、ちゃんと届いています。

家族だけで抱えなくていいんです。

引きこもりは、
家族だけで解決しようとすると、
親も子も、追い詰められていきます。

心療内科や精神科。
各地にある、ひきこもりの相談窓口。
同じ悩みを持つ家族の会。

外の支えに頼ることは、
逃げではありません。

それも、子どもを大切に思う
愛情の一つです。

そして、親自身が
少しでも元気でいること。

親が笑っている姿を見るだけで、
子どもが安心することもあります。

今、引きこもっているあなたへ

自分を責め続ける時間は、
本当につらいと思います。

でも、あなたが悪いわけではない。
休む時間が必要なときもあります。

もし、家族に頼れなかったとしても、
寄り添ってくれる人は、
家の外にもちゃんといます。

回復には、時間がかかってもいい。
少しずつで、大丈夫です。