欲しいものほど、追いかけると逃げていく。
「もういいや」と手放した途端、
向こうからやってくる。
そんな「逆の法則」が話題になっています。
先に満たされた気持ちでいる(Be)
それにふさわしい行動をする(Do)
結果として手に入る(Have)
順番が逆だった、という考え方です。
この考え方に、救われた人がいる
不妊治療をやめた途端に授かった人。
失恋して「大丈夫」と思えたあと、
理想の人に出会った人。
「ない」ではなく「ある」に目を向けたら、毎日が少し明るくなった人。
実際に、そう感じた経験を持つ人はたくさんいます。
でも、モヤっとした人もいる
「全部実践したのに、何も叶っていない」
「人に優しくしてきたのに、幸せになれなかった」
「頭ではわかるのに、どうしても手放せない」
その気持ちは、とても自然なものです。
うまくいった人の話だけが「法則」として語られ、うまくいかなかった人の声は見えにくい。
それは確かにあります。
だから、この考え方は「必ず叶う魔法」ではありません。
叶わなかったとしても、
あなたのやり方や心がけが
悪かったわけではないんです。
「与える」は、自分を犠牲にすることではない
「先に与える側になりましょう」
と聞くと、もっと我慢しなきゃ、
もっと尽くさなきゃ、
と思ってしまう人がいます。
でも、無理をして尽くし続けて、
心や体を壊してしまっては
意味がありません。
理不尽な扱いを受けている場所で、
さらに優しくし続ける必要はない。
自分を守ることも、
自分に与えることの一つです。
手放せない自分を、責めなくていい
「執着を手放しましょう」と言われても、
すぐにできたら苦労しません。
手放そうとすればするほど、
気になってしまう。
それが人間の脳の仕組みです。
だから、手放せない自分を責めなくていい。
「今は、まだ握っているんだな」
と気づくだけで十分です。
「ある」を数えることから
先に幸せを感じるのが難しいなら、
無理に「もう叶った」と
思い込まなくても大丈夫です。
その代わりに、今「ある」もの
を一つ数えてみる。
温かい布団で眠れる
ごはんが美味しかった
話を聞いてくれる人がいる
それを手放す代わりに願いを叶えてあげる、と言われたら、きっと手放したくないはずです。
あなたはもう、手放したくないほど
大切なものを、ちゃんと持っています。

