満月の夜にやってはいけないこと、やるべきこと

スピリチュアル

 

窓の外に浮かぶ、まん丸な月。美しいと思いながらも、なぜか心がざわざわする。眠れない、イライラする、感情が高ぶる。満月の夜、そんな経験はありませんか。

月は私たちの感情や身体に、想像以上に大きな影響を与えています。特に満月の日は、スピリチュアルなエネルギーが最高潮に達する特別な時なのです。

満月が私たちに与える影響

人間の身体の約60%は水分です。月の引力が海の潮の満ち引きを作り出すように、私たちの体内の水分にも影響を及ぼしています。

満月の日は、感情が表面化しやすくなります。普段抑えている怒り、悲しみ、不安。それらが一気に溢れ出ることがあるのです。

救急外来が忙しくなる、出産が増える、事件が多発する。これらは迷信ではなく、満月の影響を示すデータとしても知られています。

満月の夜にやってはいけないこと

1. 重要な決断をする

満月の夜は感情が高ぶっています。冷静な判断ができない状態で、人生を左右する決断をするのは危険です。

転職、離婚、大きな買い物。そうした決断は、新月から上弦の月の時期に行うのが賢明です。満月の夜は「保留」にする勇気を持ちましょう。

2. 新しいことを始める

満月は「完了」と「手放し」のエネルギーです。新しいプロジェクトや習い事を始めるには適していません。

それは収穫の時期。種を蒔くのは新月の役割です。満月には満月の、新月には新月の使い方があるのです。

3. 感情的な対立を起こす

満月の夜、なぜか家族とケンカになる。些細なことでパートナーにイライラする。それは月のエネルギーが感情を増幅させているからです。

この日の言葉は、いつも以上に強く相手の心に刺さります。言わなくてもいいことは、満月が過ぎるまで待ちましょう。

4. 無理に眠ろうとする

満月の夜は眠りが浅くなります。無理に寝ようとしてストレスを溜めるより、この時間を有効活用しましょう。

読書、瞑想、日記。静かに過ごすことで、満月のエネルギーを味方につけることができます。

満月の夜にやるべきこと

1. 手放しのワーク

満月は「手放し」に最適な時です。もう必要ない感情、関係、習慣。それらを手放す儀式を行いましょう。

紙に手放したいことを書き出し、破いて捨てる。または燃やす(安全に配慮して)。物理的な行為が、心の解放を促してくれます。

2. 浄化の時間

部屋の窓を開けて、月光を取り込みます。パワーストーンを持っているなら、窓辺に置いて月光浴をさせましょう。満月の光には、浄化の力があります。

自分自身も、月明かりの下で深呼吸を。心と身体が浄化されていくのを感じてください。

3. 感謝のリスト作り

満月は「達成」と「完了」のエネルギーです。新月から満月までの約2週間で、達成できたことを振り返りましょう。

どんな小さなことでも構いません。「早起きができた」「友人に連絡した」「美味しいご飯を作った」。そうしたことに感謝の気持ちを向けるのです。

4. 満月水を作る

透明なガラスの容器に水を入れ、一晩月光に当てます。この「満月水」は、満月のエネルギーを含んだ特別な水になります。

飲んでも、植物にあげても、お風呂に入れても良いでしょう。満月のパワーを日常に取り入れることができます。

満月と共に生きる

私たちの祖先は、月のリズムと共に生きてきました。満月の夜は祭りを行い、収穫を祝い、感謝を捧げてきたのです。

現代社会では、月の存在を忘れがちです。でも、月は今もあなたを照らし、影響を与え続けています。

次の満月の夜、空を見上げてみてください。そして、月のリズムに身を委ねてみましょう。自然と調和した生き方が、あなたの人生に穏やかさをもたらしてくれるはずです。